ノンビリとツーリングを楽しむ


秋は絶好のツーリングシーズンだ。

春はまだ肌寒く、夏は暑くてオートバイに乗れず、
冬は寒すぎて無理だ。

ということは、自然と秋だけが、オートバイにとって 一番良いシーズンとなる。

私の住んでいる地域は、海も山も生活圏からそれなりに近い。

したがって、気が向くままに山へと走りに行ったり
海風に当たりにタイヤを向けたりと、自由気ままだ。

よく、他人から「車の方が便利でしょ?」と 言われることがある。

確かに、乗り物としては車の方がオートバイよりも 便利だし快適だ。

その点は、私としても争う気はない。

だが、車の場合は、どうしても私の感覚では楽しむというよりも
移動手段としての道具の意味合いが強いと思ってしまう。

その点では、オートバイはカッコつけた言い方をすれば
鉄の馬に跨った、現代の旅人のような感じなのだ。

車のように空調が効いた社内の中で、音楽を聴きながら、
楽しく同乗者とお喋りをしたり、気楽に飲み物を飲んだりは出来ない。

運転中、耳に聞こえてくるのは風の音と、エンジンの鼓動だけだ。

晴れていると思ったら、突然風雨にさらされても
車なら、どうという事もないが、オートバイではそうもいかない。

近くに雨宿りが出来る場所でもあれば良いが、
それが無ければ雨の中を突き進むしかない。

場合によっては、帰宅してから体調を崩してしまう時もある。

そこまでして、オートバイに乗る必要はあるのかと、問われれば
多分、無いのだろう。

何故なら、完全に趣味の世界だからだ。

だが、色々な批判や意見もあるだろうが、オートバイに乗ることで
便利すぎた日常から離れて、非日常を味わうことが出来る。

それと同時に、忙しすぎる毎日を送っていることで、
知らず知らずのうちに、荒んでいた心をリセットする事が出来るのだ。

その意味では、「ノンビリ」が信条の私にとって、
オートバイは私の生活に欠くべからざる乗り物なのだ。



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